U―22日本代表DF内野貴史(22=デュッセルドルフ)が、所属クラブで先輩の日本代表MF田中碧(24)からの言葉を胸に来夏のパリ五輪を目指す。

 欧州遠征の出発前を控え、4日に千葉県内で練習を行ったU―22日本代表の大岩ジャパン。その中で注目を集めるのが内野だ。高卒後にドイツへ渡り、下部リーグからのし上がり、今季からドイツ2部デュッセルドルフでトップチーム契約勝ち取った。ドイツで成り上がった内野には、国際舞台での活躍に期待がかかる。

 そんな内野は「田中碧くんが同じチームにいて、東京五輪でああいう結果で帰ってきてから話を聞いて。その時からパリ五輪にかける思いが強くなった。あの結果(4位)を越えたいし、優勝したい」と東京五輪で活躍した田中の存在をキッカケに、パリ五輪への思いを強くしている。

「自分は映像で見ていて『結構できた感じですか』と碧くんに聞いた時に『いや、全然差がある』と言っていて。ボランチの選手の質やチームの完成度を話していて、やっぱりその場に立たないと分からないのかなと思って聞いていた。そういう相手と対戦してみたい、そういう相手に勝つことに意義があると思い、五輪への思いが強くなった」と熱弁した。

 先輩の田中は頼れる〝兄貴分〟のようで「碧くんはロッカーでずっと話を聞いてくれる。自分のネガティブな話も『いやいや…』とポジティブに変えてくれる。その存在はすごく大きい」。カタールW杯でも大活躍した田中の金言を胸に、パリで大きく飛躍できるか。