新日本プロレス4日大阪城ホール大会で激突するIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(33)と「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」覇者マスター・ワト(26)が3日、世代論争を展開した。

 ワトにとってヒロムはジュニアヘビー級戦士として生きていくことを決意させてくれた特別な相手。2017年6月後楽園大会で、ヒロムとタッグ戦で激突したことがキッカケとなった。さらに19年10月には、自身の武者修行先であるメキシコに練習に訪れたヒロムに対し『いつか必ずヒロムさんに勝ちます』と2人きりのリング上で宣戦布告したこともある。

 この日の調印式でワトは「あの時、高橋ヒロムの目の前で堂々言ったことを忘れていません。それをかなえる時がやっと来たのかなと思います。マスター・ワトとして始まったこの大阪城で新しい時代をスタートさせたいと思います」と高らかに宣言。これに対しヒロムは「IWGPジュニアヘビー級王者というよりも、ワトのキッカケを作った高橋ヒロムとしてすべて受け止めて、勝って、防衛したいと思います」と迎撃に自信をのぞかせた。

 次世代ジュニアの旗手と目されるワトは、ベルト奪取後の青写真として「新しい時代を作りたいと思っているんですけど。高橋ヒロム、石森太二、エル・デスペラード、その3人でベルトが回ってた時期があったので。それをしっかり塗り替えて、自分たち若い世代でジュニアを盛り上げていきたいなと思っています」と力強く言い切った。

 しかし、これを受けヒロムは「若い世代ってワトと他に誰がいるの?」と質問。ワトが「YOHさんとか…」と答えると「ちなみにね、YOHは俺の一個上だから」と至極まっとうなツッコミを入れた。

 BOSJ3連覇など数々の金字塔を打ち立てるなど、ジュニアのトップに君臨して久しいヒロムだが「ロビー(イーグルス)にも言われたんだよ。『世代交代』って。たぶん…(ロビーと自分は)同い年。だから俺もまだ、正直そんなに簡単に譲るわけにいかないんだよ」とキッパリ。若き挑戦者を返り討ちにし、高い壁として立ちはだかることを誓っていた。