ミニストップは6月9日から発売する「ナガノパープルソフト」(税込み356円)から順次、使い捨てプラスチックから「食べるスプーン」に変更することを発表した。

 食べるスプーンの主原料は小麦粉でバター風味。2022年5月から一部店舗で実験し、長さや耐久性など改良を重ねて完成させた。アンケートでは92・3%が好意的な反応を示した。これにより年間約44トンのプラスチック削減に貢献するという。

 藤本明裕社長は「おいしさだけでなく環境に配慮していく必要がある。若い世代にミニストップを選んでいただくひとつのファクターになるのでないか」と期待を込めた。

ミニストップがプラスチック削減のために開発した「食べるスプーン」
ミニストップがプラスチック削減のために開発した「食べるスプーン」

 簡単そうに見えて「食べるスプーン」の開発は苦難の連続だった。広報担当者は「メーカーと共同開発したが、初めての取り組みだったので持ち帰りで食べたときの強度を持たせることなどが大変だった。『食べるスプーン』自体は独占的なライセンスにしなかったので、ミニストップ以外にも広がっていってほしい」と話した。

 なお、小麦・大豆アレルギーを持つ人に対しては従来通りプラスチックスプーンを提供するという。