早くも暗雲だ。大相撲夏場所2日目(15日、東京・両国国技館)、大関カド番の貴景勝(26=常盤山)が小結琴ノ若(25=佐渡ヶ嶽)に屈して土がついた。立ち合いで押し込めず、動きが止まって胸を合わされると何もできずに寄り切られた。取組後は報道陣の取材に対応せず、無言で帰路についた。
綱とりに挑んだ春場所は左ヒザ内側半月板損傷で途中休場した。初日は立ち合いで変化する消極的な相撲。2日目は両ヒザにテーピングを巻いて土俵に上がるなど、状態が万全でないことをうかがわせた。序盤から黒星が先行する展開となれば、大関残留が危うくなってくる。
一方の琴ノ若は初場所に続いて大関を撃破。取組後は「落ち着いて取れた。(大関戦勝利は)うれしいことですけど、これで場所が終わったわけじゃない。15日間、しっかり戦っていくことが大事。これを続けていきたい」と気持ちを引き締めた。












