南関の結束力ここにあり――。小田原競輪GⅢ「開設74周年記念 北条早雲杯争奪戦」は16日、最終日を行った。12R決勝は郡司浩平(32=神奈川)が深谷知広目標からバック番手まくりで当大会4回目のV。2月の静岡記念以来、通算17回目のGⅢ優勝をつかんだ。
前を任せた深谷の一撃が別線を打ち砕いた。郡司は「いつも気持ちの入ったレースをしてくれて、本当にすごい。自分も前で頑張れるように」と感謝しきりでフルスロットルを振り返った。
その一撃は新田祐大をして「とんでもないスピードで深谷が来た。敵ながら見事な連係でした」と言わしめ、真杉匠は「フルショットで来るというのは頭にあったけど、その上のスピードだった」と完敗を認めた。
今回の南関の走りは平塚のGⅠ日本選手権につながるもので「そこで結果を出すためにも」と勝者は口元を引き締めた。
南関の勝利に導いた深谷は「平塚でも南関から優勝者を出せるように。自分がその1人になれるように」と汗をぬぐった。
春真っ盛りの小田原記念は、相変わらずの〝灼熱競輪〟のドラマの内に幕を閉じた。












