殺害予告を受けていたソーシャルメディアインフルエンサーの新藤加菜氏(29)が6日、東京・港区議選(16日告示、23日投開票)へ向け、街頭での活動を再開させた。

「区議選挑戦予定の新藤加菜です」と新藤氏は5日ぶりにマイクを握って、街頭で訴えた。今月1日夜に殺害予告のメールを皮切りにこの日までに2万件を超える嫌がらせメールが届く事態に見舞われた。

 高校生の時からネットでは配信者として、活動しているが、ここまで悪質な殺害予告やメールを受けたのは初。恐怖ですくみ上がり、街頭での活動中止を余儀なくされていた。

 それでも「卑劣な暴力に屈せずに民主主義を遂行したい」とこの日、意を決して街頭での活動を再開した。不測の事態に備え、場所は告知せずに交番の目の前でのゲリラ活動となった。

 さらに新藤氏に心強い助っ人が現れた。友人であるK―1ファイターの訓―NORI―とMMAファイターの長谷川賢(ONE Championship所属)がボディーガードを買って出たのだ。

 屈強な男性やボランティアスタッフに見守られながらビラ配りを終えた新藤氏は「(殺害予告は)怖いけど、こうやって多くの方が手伝いに来てくれるし、『応援します』とネット上での多くの励ましの声を聞いて勇気になっている」と気丈に話した。