逆転Vが視界に入った。大相撲春場所11日目(22日、大阪府立体育会館)、小結大栄翔(29=追手風)が幕内高安(33=田子ノ浦)を押し出して9勝目(2敗)。優勝争いの先頭を走る全勝の幕内翠富士(26=伊勢ヶ浜)が敗れ、1差に急接近した。
高安に土俵際まで押し込まれる場面もあったが、いなして相手が体勢を崩したところで一気に押し出した。取組後は「我慢の相撲で勝ちにつなげられて良かった。常に攻め返そうという思いだった」と納得の表情。自身の取組の直前に翠富士が敗れても「何も考えず、平常心で自分の相撲だけに集中した」と不動心で土俵に臨んだ。
自身2度目の優勝の可能性が広がっても「最後まで一日一番。そういう気持ちで残りをやっていきたい」ときっぱり。目の前の相撲に集中する構えだ。












