政治家女子48党のガーシー(東谷義和)参院議員(51)に対して参院懲罰委員会は14日、全会一致で処分を「除名」とすることを決定。委員会後、懲罰委員長の鈴木宗男氏が報道対応した。
 
 ガーシーが当選してから約8か月。この間、一度も国会に登院しなかったわけだが、「どうして処分に時間がかかっているのか」という批判が国会に向けられていた。宗男氏は「8か月も何をやっていたんだという声が届いている。私に対して『ガーシーに弱みを握られているのか』という人もいた。選挙で選ばれた国会議員ということで、選んだ人の思いを勘案して時間がかかってしまったことをご理解いただきたい」と丁寧な手続きをしたと説明した。
 
 また、ガーシーが歳費を受け取らないとした件については「身勝手。独りよがりだと思っている。国会議員は歳費だけではない。立法事務費とか政党助成金に公設の秘書が3人いる。国民を代表している重みをガーシー氏に感じてほしかった」と苦言を呈した。
 
 ガーシーの除名は15日の参院本会議で出席議員の3分の2以上の賛成で可決される。同党の立花孝志前党首は過去の記者会見でガーシーの後に繰り上げ当選する国会議員についても、登院させない考えを示していた。宗男氏は「次にこういう機会があるなら、時間はかけない」と明言した。