巨人の大久保博元打撃チーフコーチ(56)が予想外(?)の打撃好調ぶりに目標を上方修正だ。
沖縄でキャンプを続ける巨人は、ここまでWBCキューバ代表との練習試合にオープン戦3試合と対外試合で4戦全勝。その原動力となっているのが好調な打線だ。
1番を長野、丸、オコエと試合毎に変えながら2月22日のキューバ戦では7安打2得点、同23日のヤクルト戦は10安打7得点、同25日の広島戦は8安打4得点、26日のDeNA戦も10安打4得点と勢いは止まらない。
この時期は野手が投手の球に慣れておらず「投高打低」なのが一般的。それが3年連続で打率1割台以下の小林が実戦で4試合連続安打、ベテラン・松田もDeNA戦で2点適時三塁打と気を吐いた。
大久保コーチにとっても「選手たちの疲労は今がピーク。スイングスピードも鈍っているし、もっと直球に刺される予想だった」と想定外だったようで「結果になりすぎていますよ。そんなに簡単にいくわけないと思っていたのが、簡単にいっちゃっている」と不思議がる。
1次キャンプ地の宮崎では1日2000スイングのノルマを課し、沖縄では試合日にもアーリーワークを敢行。「試合の日でも朝1000スイング振っているんだから」と一切、手は緩めていない。
予想を超える選手の頑張りに「だいぶ疲れているけど、あれだけ振った効果が出ている。みんなセンスで打っているみたい」と頭を下げた。
理想はもちろん、好調のピークを31日の中日との開幕戦(東京ドーム)に合わせること。大久保コーチは「開幕までに打撃はもっと全然、調子良くなる。もっともっと上がると思いますよ。今は疲れ切っているわけだから」と、ほくそ笑む。シーズン中もアーリーワークは継続予定。同コーチの計算通り巨人打線がさらに右肩上がりとなるか注目だ。












