倍返しのスタートだ。競泳のコナミオープン初日(18日、東京辰巳国際水泳場)、女子100メートルバタフライ決勝が行われ、東京五輪代表の池江璃花子(22=ルネサンス)は58秒56で2位。「今の状況にしてはすごくよかった」と振り返った。

 1月下旬の北島康介杯では、満足な泳ぎができず「自分の中で思ったようにいかないことの方が多い」と口にし、最終日のレース後には涙を流す場面も見られた。この日は、牧野紘子(23=あいおいニッセイ同和損保)に0秒19差で敗れたが「最後のタッチが流れてしまったので、そこさえよければ少し優勝も見えてきた」と一定の手応えを口にしつつ「なかなか自信がつくような練習をしていても、自信がつかなかったりという状況が続いている中での試合だったので、記録も出なかったりとか前回みたいに表彰台に上れないんじゃないかという不安はあったけど、最後は意地というか、やっぱり続けて負けることはできないなと思っている」と前向きな言葉を残した。

 4月の日本選手権は、7月の世界選手権の予選を兼ねている。池江は「日本選手権では絶対にまた優勝をつかみ取りたいと思う。やっぱり今まで日本選手権をずっと優勝してきた。そこで負けるわけにはいかない。どんなに自分の気持ちだったり、体のコンディションが整わなかったとしても、そういう意地だけは見せられるような試合にできたら」と力強く宣言。試練を乗り越え、再び花を咲かせることはできるか。