迷惑行為の被害に遭った大手回転ずしチェーン「スシロー」に新たな被害が発覚した。若い女性が「甘だれ」とかかれた容器にしょうゆと思われるボトルの中身を注いでいる動画がネットで拡散されているのだ。飲食業界を中心に迷惑行為が続発していることにネットでは「甘やかさずに徹底的に損害賠償請求してほしい」「絶対示談しないように」と怒りの声が渦巻いている。
若い男性客が湯飲みをなめたり、レーンを流れるすしにつばをつけたりした動画が先月末に拡散されて以来、複数の迷惑動画がネットで発掘されて問題視されている。
特に飲食業界で多く、スシローで新たに調味料ブレンド女が騒ぎになったほかに、大手牛丼チェーン「吉野家」でも共用の紅ショウガを直箸で食べる男性の動画がアップされる被害に遭っていたことが分かっている。吉野家は被害届を出す予定だという。
SNSを中心に動画が拡散されており、多くの人が蛮行に怒っている。「イタズラですむレベルちゃう」「謝罪があっても許してはなりません」などと処罰感情の高さをうかがわせる書き込みが目立つ。中でもスシローに対しては、当初から「刑事民事の両面から厳正に対処してまいります」と声明を出していたことから、「示談にしないでくれ」「しっかり損害賠償請求してほしい」と明確にケジメをつけさせることを期待している人が多いのだ。
これだけの大騒動になったことを考えれば、スシローが受けたダメージは大きく、100億円規模の損害賠償請求になるとする専門家もいる。一方で現実的には民事ではよくて数百万円レベルにとどまるのではないかという見方もある。
法曹関係者は「民事ではどれだけの損害があったのかをちゃんと調べ、それが迷惑行為のせいなのかがしっかり裁判所で検証されるでしょう。客観的に判断されるので損害賠償額はそこまで高くはならない。むしろ示談はアリです」と指摘した。
どういうことなのか。「示談金については裁判所は関与しません。当事者同士で話し合って決めていい。だから額は自由です。示談でしっかり反省を促せる額を求めるという考え方はあるでしょう」(同)。たとえ示談でも再発防止につながればいいというわけだ。
スシローに対しては「#スシローを救いたい」と支援の輪が広がり、タレントの手越祐也ら有名人も駆けつけて話題になった。それだけに意外な現象が起きている。迷惑行為の動画が拡散された当初はスシローの運営会社「FOOD&LIFE COMPANIES」の株価が下落し、時価総額で約170億円も下がったとされていた。
具体的には1月30日の終値が3015円に対して翌31日の終値は2870円。海外メディアが「『すしテロリスト』が日本食レストランの株価を暴落させた」と伝えたほどだった。しかし、7日の終値は3280円とむしろ騒動前よりも高くなっているのだ。
大きな話題となったわけだが、もう迷惑行為なんてする人間が現れないような対応が望ましい。












