伏兵が躍動した。女子プロレス「スターダム」の極悪ユニット「大江戸隊」に所属する鹿島沙希(29)が「ベルト挑戦権争奪『浪速ルーレット』シングル勝ち抜き戦」(4日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)を制し、ハイスピード王座への挑戦を表明した。
ルーレットで対戦相手が決まる5分1本勝負の勝ち抜き戦は、3カウントフォール、ギブアップの他にオーバー・ザ・トップロープルールが採用された。引き分けの場合は両者失格になる一戦には、岩谷麻優、向後桃、刀羅ナツコ、鹿島、桜井まい、テクラ、中野たむ、なつぽい、白川未奈、マライア・メイ、月山和香、水森由菜、天咲光由、花園桃花、Xの15選手が出場した。
ルールを考案した岩谷がルーレットで1発目に選ばれリングに登場すると月山、向後、天咲の3人を次々と倒して圧倒。次に登場した中野と激しい攻防を繰り広げた。
試合の残り時間が10秒のところで岩谷がジャーマンを放ったが、中野もギリギリで肩を上げ、時間切れ引き分けにより両者失格に終わった。
8人目には足に触ると幸福をもたらすとされる大阪・通天閣の神様「ビリケンさん」を模した「ビリケンです★★」が登場した。どことなく大江戸隊のフキゲンです★に似ているが、金色の衣装に身を包み額に「ビ」の文字を刻んだビリケンです★★は水森と対戦。ハイスピードな攻撃で翻弄し、最後は後方回転エビ固めで3カウントを奪った。
最後に満を持してリングに登場したのはチーム「東スポ大好き!」でフキゲンのタッグパートナーを務める鹿島。盟友にうり二つなビリケンに不思議そうな表情を浮かべると、スキを突かれ目つぶし攻撃を食らった。それでも北斗破顔拳で反撃に成功するや、流れをつかんだ鹿島が得意の起死回生でクルリ。わずか2分27秒でベルトへの挑戦権を獲得した。
試合後、スキップをしてバックステージに現れた鹿島は「この勝ち抜き戦で1番最後に出るあたり、持ってるわー! リング上がって2分ちょっとで挑戦権獲得できるなんてちょろい」と吐き捨て「最近、結構秒殺とか得意だなって思って、そんな私にハイスピードありじゃね?って思ったんだけど」とAZMが保持するハイスピード王座への挑戦を表明した。
さらに「まあ、ハイスピード戦、1分ぐらいでスパパパーンとベルト取っちゃおうかな」と言い残し、ご機嫌な様子で控室へ消えた。













