卓球の全日本選手権最終日(29日、東京体育館)、女子シングルス決勝が行われ、木原美悠(18=エリートアカデミー)は、早田ひな(22=日本生命)に2―4で敗れ、準優勝だった。

 第1、2ゲームは攻めの姿勢を貫いて連取。「自分のサーブやレシーブの展開が有利で、チャンスをつくることができていたので、そこを決めることができていた」と理想通りの試合運びだった。しかし、第3ゲーム以降は「早く決めたいという気持ちがプレーに出てしまった。焦って打ってしまって、ミスをしてしまった」と早田の猛攻に遭い、頂点の座を逃した。

 土壇場で感じた早田の底力に「すごくサーブが強かったり、長いラリーでもすごく強い。最終的には最後のサーブレシーブがすごい大事になってくるので、そこでチャンスを見つけたかったが、後半は早田選手がそれをしっかり対応してきた。でも、自分は対応できなかった」と脱帽。悔しさをにじませた一方で、4年ぶりの準優勝に「このシングルスが今後につながるし、すごく大事だと思うので、2位になれて本当によかったなと思う」と一定の手応えを口にした。

 今大会の結果を受け、パリ五輪選考ランキングポイントを50点上積み。「もっと多くポイントを稼げるように向上していきたい。パリ五輪に出場してメダルを取りたい」。決勝の舞台で得た経験を今後に生かす。