「一生に一度は参りたい! 御朱印でめぐる全国の絶景寺社図鑑」の表紙
「一生に一度は参りたい! 御朱印でめぐる全国の絶景寺社図鑑」の表紙

 2023年が良い1年になりますように――。開運を呼び込むパワースポット満載の「一生に一度は参りたい! 御朱印でめぐる全国の絶景寺社図鑑」(地球の歩き方編集室、税込み2497円)が好調な売れ行きを見せている。全国に15万以上ある神社仏閣から342寺社を厳選。オールカラーの絶景写真、アクセス方法など詳細データから御朱印までが掲載されており、御利益への道案内となる一冊だ。1年以上もかけて編集にあたった編集室の今井歩さんに、推薦のパワースポット「ベスト5」を聞いた。


 

金運度満点の南蔵院の巨大な釈迦涅槃像
金運度満点の南蔵院の巨大な釈迦涅槃像

南蔵院  金運度★★★(福岡・糟屋郡篠栗町)

「金運ならこちらでしょうか。1995年にこの像を落慶した後、住職がジャンボ宝くじ1等前後賞で1億3000万円が当せん。数週間後にナンバーズでも高額金が当選したことで金運・財運のパワースポットとして有名になりました」。確かに心地よさそうに横になった世界最大級のブロンズ製釈迦涅槃像(全長41メートル、高さ11メートル)は一見しただけで御利益がありそうな迫力。競馬ファンならぜひ一度は訪れたいパワースポットだ。

洞窟に彫り込まれた大谷寺の千手観音
洞窟に彫り込まれた大谷寺の千手観音

大谷寺  迫力度★★★(栃木・宇都宮市)

「本誌編集長が『ここはすごい!』と驚いたパワースポットです。洞窟に本堂がはめ込んだように建っており、必見は洞窟の壁面に彫り込まれた千手観音。最近シルクロードのバーミヤン遺跡との共通点も発見されています。高さは3.89メートル。日本ではほとんど例がありません。神秘性と迫力は抜群で思わず息をのんでしまう。古代への想像を膨らませるには絶好の場所です」

神社から夕陽までの「光の道」が鮮やかな宮地嶽神社(本書から)
神社から夕陽までの「光の道」が鮮やかな宮地嶽神社(本書から)

宮地嶽神社  絶景度★★★(福岡・福津市)

「2月と10月には神社から海まで夕日の『光の道』ができる絶景ポイントです。神社の中には丸塚古墳(全長23メートル、高さ5メートル)というパワースポットがあり、馬具、刀装具、瑠璃玉など300以上の一級品が出土されており、一部は国宝として指定されています。古代からあがめられていたと思われます」。創建約1700年という壮大な歴史を感じさせる絶景地である。

「呼ばれた人しか行けない」という玉置神社(本書から)
「呼ばれた人しか行けない」という玉置神社(本書から)

玉置神社  秘境度★★★(奈良・吉野郡十津川村)

「ここは『呼ばれた人しか行けない』と言われる神社です。電車が止まって行けなかったとか、カーナビの故障で到着できなかったとか…。東京からだと電車と車で7時間はかかるんですが、私が行った時も大雨が降り『呼ばれていないかも…』と不安になりましたが、何とかたどりつきました。樹齢3000年の神代杉の前に立つと時間感覚がおかしくなる。神職の方はそれを神様時間と呼んでいました。山奥にあり神様に近い場所なので願いがダイレクトに届くとも。秘境度ではナンバーワン。ページをめくって目についたら読者の方も『呼ばれている』かもしれませんね(笑い)」

富士山の洞窟内にある無戸室浅間神社(本書から)
富士山の洞窟内にある無戸室浅間神社(本書から)

無戸室浅間神社  神秘度★★★(山梨・南都留郡富士河口湖町)

「富士山の洞窟内にある不思議な空間で、日本ではほとんどない形式です。洞窟は937年の富士山大噴火で流出した溶岩で自然のまま形成されていて、昔から神様を祭ってあがめられてきたのではないでしょうか。河口湖の近くなので都内からのアクセスも便利です」。洞窟内はまさに富士山の胎内のようで神秘性に満ちており、不思議な力が湧いてくるようで冒険気分も味わえる。

1年以上もかけて編集にあたった今井歩さん
1年以上もかけて編集にあたった今井歩さん

【御朱印シリーズの集大成】私自身“御朱印女子”でして、15年から神社・仏閣をテーマにした御朱印シリーズを手掛けるようになりました。その集大成がこの本。オールカラーでここまで情報(アクセスや連絡方法)が蓄積された寺社本はないと思います。コロナ禍の間に「ここへ行きたい」とチェックするのもいいし、読んだだけでも気持ちが明るくなっていただけるかと。342の寺社の御朱印も全部載っています。読むだけで開運していただきたいという気持ちで作りましたので、ぜひ手に取って楽しんでください!