大宮競輪GⅢ「東日本発祥74周年 倉茂記念杯」は22日の最終日、12Rで決勝戦を行い、カマした郡司浩平(32=神奈川)の番手から深谷知広(33=静岡)が抜け出して優勝。昨年8月の小田原以来、18回目のGⅢ優勝を果たした。
〝ぐんちゃんの恩返し〟だ。今まではかたくなに郡司の前で戦い、郡司の地元GⅠ優勝などに貢献してきた。しかし「今後は時と場合によって番手も回っていく」と柔軟に構えることになり、今シリーズの初日特選では初めて郡司の番手を回った。
その郡司が「行けるところで行こうと思っていた」と抜群のタイミングでカマシ発動。深谷は「初日で踏み方や車の出方を確認できたので落ち着いて走れた。援護したかったけど、後ろにすごい人たちがいたので前に踏ませてもらいました。番手(回り)での優勝は初めてなのでいつもと違う感覚です」と感慨深げに振り返った。
とはいえ自身はあくまでも自力選手。「いつでも自力(の番組)で逃げ切れる準備はしておきたい」。ニュースタイルの深谷が2023年の輪界を面白くしていく。












