綱取り消滅だ。大相撲初場所12日目(19日、東京・両国国技館)、大関貴景勝(26=常盤山)が小結霧馬山(26=陸奥)に屈して痛恨の黒星。立ち合いから突き放しにいくも、霧馬山のすくい投げで腹から土俵に落ちた。取組後は取材対応せず、国技館を後にした。
横綱審議委員会は今場所で好成績の優勝を果たせば綱取りもあり得るとの認識を示していた中、前日11日目から連敗で3敗に後退。今場所での綱取りは絶望的な状況となった。
審判部長の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「貴景勝は昨日も今日も足が出ていない。脇が空いてしまって霧馬山にすくわれた。負けられないと思って硬くなっているみたいですね」と結びの一番を分析。貴景勝の綱取りについては「昨日、今日の負け方を見ていると、厳しいですね。こういう負け方を見てしまうと…」と話し、今場所では見送られる公算が大きくなった。
貴景勝は優勝争いでも先頭を明け渡し、2敗の幕内阿武咲(26=阿武松)を1差で追いかける展開。佐渡ヶ嶽親方は「もともと気の強い力士。立て直して、大関の責任を果たしてもらいたい」と奮起を促した。











