日本プロサッカー選手会(JPFA)は18日、新設した「JPFAアワード」各部門の受賞者を発表し、全カテゴリーを通じたベストイレブンには16強に躍進したカタールW杯で活躍した選手たちが名を連ねた。

 JPFAは「より多くの方にプロサッカー選手を知っていただき、シーズン開幕に向けた話題づくりの機会とすることを目的」としてJPFAアワードを創設。J1、J2、J3と、海外組を含めてリーグを問わず選出する「JPFA」の4つのカテゴリーの最優秀選手賞とベストイレブンを選出した。

 全カテゴリーを通じたJPFAの最優秀選手賞(MVP)にはW杯や所属クラブでの活躍ぶりが評価されてMF三笘薫(25=ブライトン)が順当に選出。同ベストイレブンにはGKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF遠藤航(シュツットガルト)、DF冨安健洋(アーセナル)、MF鎌田大地(Eフランクフルト)、MF久保建英(レアル・ソシエダード)、MF堂安律(フライブルク)、MF三笘薫(ブライトン)、FW浅野拓磨(ボーフム)、FW伊東純也(スタッドランス)、FW古橋亨梧(セルティック)が選ばれた。

 やはり大きな注目を集めたW杯で活躍した選手がズラリと顔を揃え、出場しなかった古橋もスコットランドで得点王争いトップだけに下馬評どおりとも言えるが、意外な選考となったのがGKだ。

 W杯全試合に出場して好セーブ連発で日本中を熱狂させたGK権田修一(清水)がJPFA、J1のいずれでも選ばれず〝無冠〟に。全カテゴリー対象のJPFA部門で、W杯では出場機会がなかったシュミットが選出された。所属のシントトロイデンでのプレーが評価された格好で、選手による〝玄人目線〟での評価と言えそうだ。

 JPFA会長のDF吉田麻也(シャルケ)もこうした結果に「森保監督の選ぶメンバーとは微妙に違うところがあって、これも選手ならでは。実際に戦った選手、所属しているカテゴリー、シーズンを通してどれくらいのパフォーマンスを出したかを選手たちが客観的に判断して評価した。それが結果に表れていておもしろい」と評した。

 新たなスタートを切る森保ジャパンでもシ烈な守護神争いが見られそうだ。