〝怒れる環境少女〟ことスウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥンベリさんが、ドイツで行われていた炭鉱拡大に反対するデモに参加して地元警察に強制連行されたと、15日の英紙「デイリーメール」が報じた。
ドイツ政府は2030年までに二酸化炭素排出量が大きい石炭を段階的に廃止することを打ち出していたが、ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー事情が悪化して方針を変更。これにともない欧州最大の露天掘り炭鉱であるノルトライン=ヴェストファーレン州にあるルツェラート鉱山も、近くの村を飲み込む形で拡大することとなり、裁判所の立ち退き命令を受けて村民たちはすでに村を明け渡していた。
その後、環境活動家らが村民の去った村を不法占拠して、地下に構造物を造るなど炭鉱拡大の妨害工作を開始。13日に現地入りしたグレタさんもこのデモ活動に加わり、「炭鉱拡大は私を困惑させる。こんなことが2023年に起きているのは、全くバカげている」と非難。さらに「国や企業がこのように行動し、積極的に環境を破壊することで、多くの人々を危険にさらしている」などと、演説したという。
ところが、警察は集落を不法占拠する環境活動家を強制的に立ち退かせる許可を得て、14日にデモ隊と対峙。猛烈な抵抗を受けて暴動に発展し、警官隊は70人、デモ隊も9人負傷し、グレタ氏も警官隊によって両脇を抱えられて強制連行された。その際、グレタさんはニヤニヤと笑っていたと、デイリーメールはそのときの様子を写真つきで報じている。










