【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏による実際の事例をもとにした健康アドバイス。今回は、年明けに似たような決意をした人もいるかもしれないこんなネタです。

【お悩み】たばこがやめられません。徐々にやめられる禁煙方法ってありますか?(50代男性)

【アドバイス】吸いたくなったら3分間、歯磨きすることから始めてみてください。

【解説】禁煙しようと思ってから何年もたっていると嘆くタクシードライバーの男性からの相談でした。喫煙所は少なくなり、年々たばこも値上がりしているので、一日も早くやめたいけど、やめられないとのこと。

 たばこを吸いたくなる衝動は、長く続いても約3分間とされています。飛行機に乗っているときや寝ているときなど、吸えない環境では吸わなくなるように、常に吸いたい衝動に駆られることはないはずです。

 では、衝動に駆られてからの3分間をどう過ごすか。

 これはダイエットによる食事制限と同様で、口寂しいと感じたら歯磨きをしてみてください。歯を磨くことで3分過ごせば、歯もきれいになるので一石二鳥です。マウスウオッシュや飴やガムでも同じ効果が得られます。

 いきなり禁煙しようとたばこを持たずに外出しても、吸いたくなったら、つい買ってしまうものです。それではストレスになってしまうだけなので、あえて吸える状態にありながら、吸いたくなってからの3分間に何をして過ごすのか。そう切り替えたほうが前向きで、ストレスにはなりません。それでも吸いたくなったら吸っても構わないぐらいのスタンスでいるほうが、1日に吸う本数は徐々に減っていきます。

 たとえば職場や屋外なら、喫煙所まで行ってから吸うように、ご自宅でもベランダや玄関にたばこや灰皿を用意するなど、ワンクッション置くことによっても本数を減らすことができます。
 実際、その方法で1日2箱は吸っていたたばこが1箱に減って、今では吸わない日もあるという方もいらっしゃいました。

 3分は集中力が持続する限度だそうで、そう考えるとカップラーメンの待ち時間は3分。ボクシングも1ラウンド3分。3は人間のバイオリズムに合っていて、試用期間3か月、1クール3か月、三日坊主など、数えあげればどんどん出てきます。

 まずはどうしても吸いたくなったら、歯磨きを3分間してみることから始めてみてください。