立川競輪GⅢ「開設71周年記念 鳳凰賞典レース」は7日、決勝戦を行い、南関分断に成功した新田祐大(36=福島)が最後は番手まくりを放ちV。優勝賞金438万円を獲得した。GⅢ優勝は2021年12月の伊東以来10回目。

 5車結束の南関勢が圧倒的な支持を集める中、グランドスラマーが意地を見せた。赤板めがけてカマしてくる松井宏佑(30=神奈川)の番手に飛び付くと、抵抗する郡司浩平(32=神奈川)との激しい競りをしのいで好位を奪い取った。

 北津留翼(37=福岡)の仕掛けに合わせて番手まくりを敢行、自身初の記念完全Vを達成した。

「南関5車に出られたら厳しいし(赤板では)遅れないように踏んで、あとは合ったところで(勝負)と。キツかったけど外の郡司君はもっとキツかったと思うので。(佐藤)慎太郎(46=福島)さんとゴール前勝負できることを願っていたけど、不運なことに車体故障してしまい…。ただ慎太郎さんがいてくれたから強い気持ちでゴールまで踏み込めたし、慎太郎さんには感謝の気持ちでいっぱいです」

 次走の和歌山記念にはGPワンツーの脇本雄太(33=福井)と古性優作(31=大阪)という近畿ゴールデンコンビも参戦予定で「彼らは今年初戦で地元(地区)なので気合を入れてくると思う。でも自分も負けないように頑張りたい。中3日続きだけどグランプリよりも良い状態でいけると思うので」と次の戦いを見すえて気を引き締めた。

 12日に開幕する和歌山記念が待ち遠しい限りだ。