【浜口京子 気合でGO!特別編】2023年も体を動かし気合だ~! レスリングの元五輪メダリスト・浜口京子(44)の連載「気合でGO!」特別編は体づくりがテーマ。ボディービル歴31年の京子は、戦いのマットから遠ざかった今もバーベル片手に鍛錬の日々を送る。今も筋力トレーニングを続ける理由とは? そして1月1日に82歳になるアニマル母・初枝さんの筋トレ姿も初公開。みなさんも、健康寿命を延ばしましょう。

 みなさんお元気ですか? 今日は、筋トレをテーマにお話ししたいと思います。最近、ジム(浜口ジム)に女性の会員さんがすごく増えました。特に20、30代の方。筋トレ、ボディーメークがますます人気になってきている感じがあります。

 私は13歳でボディービルを始めました。プロレスラーになりたかったので、体力をつけるためです。始めて3か月で大会に出場。本番に向け、有明の駐車場で車のボンネットに水着で寝転んで日焼けした日々をよく覚えています。以来30年以上、体を鍛えてきました。筋トレがあるから生きていられる。私にとってそのぐらい大きなもの、生きる原動力の一つです。

 お仕事が休みになったら、遊びに行くよりジムに行きます。道場にも顔を出して、プロレスラーの卵たちと練習もします。どんなに忙しくても、1日10分でもジムに行く時間をつくる。父がジムを経営しているので、環境的に恵まれています。

 トレーニングをすると、頑張った分、体が正直に変化していく。体のラインが変わったり、引き締まったり、目に見えて変わるのが楽しい。それに、トレーニング中は集中しないとケガにつながるので、悩み事があってもそれを考える暇がない。爽快な気分になります。ご飯もおいしくなります。2杯はお代わりしますね。

 力強さは私の取りえ。父もよく言っていました。体をパンプアップさせると心にもハリが出てきます。私は強い人間ではないし、どちらかといえばネガティブ思考。もっと強くなるために鍛えるのです。筋肉は鎧(よろい)です。

 筋トレは絶対に必要だなと思った根拠の一つが、母の存在です。母は4年前から毎朝1、2時間ジムで器具を使ってトレーニングをしています。では、やってもらいましょう。

「おかあさ~ん!」

「なによ京子!」

「さあ、今日もやるよ~!」

 母はチェストプレスを日によって2・5~10キロぐらいまで挙げています。ベンチプレスは10キロ。実は、前はヒザが痛くて歩けなかったんですよ。でもジムのスタッフ(弟の剛史さんと瀬川修一さん)の指導を受けながら筋トレを始めたら、今ではスイスイ歩けるし、シャキンと背筋を伸ばして立てている。最近はテクノの音楽に合わせてキレキレのダンスも踊ってて、レスリングで通う子供たちが大笑いしています。かっこいいんです。年齢を経ても、自分のスタイルを持っている。

 初枝さん 前は歩くのも大変でした。でも今は調子がいいのよ。筋トレやると、しぼんじゃった体がビューッとなるのよ。足だってこんなに広げられるようになったわ。ダンナも「初枝ちゃん~」って応援してくれてね。毎日、幸せよ~!

 母には「筋トレとともにいきいきと生きていこう。夢を持ち続けよう!」と話しています。ジムの会員さんにも、80代でボディービルの大会に出場している方もいます。とにかく1日1回15分、いや10分、5分でもいいです。ジムに行けなかったら、自宅でスクワット10回からでもいいです。習慣になったらこっちのものです! 筋力がつけば、スーパーに行ってもたくさん買い物ができますよ。お掃除もよく落ちますよ。さあ、みなさんも一緒に鍛えましょう! 2023年も気合だ~!