大相撲の幕内錦富士(26=伊勢ヶ浜)が目標の三役へ向けて〝肉体改造〟に着手した。

 16日に東京・江東区の「DAH」でトレーニングを公開。佐藤幸弘パフォーマンスコーチの指導を受け、体幹を鍛えるプログラムを中心に1時間以上にわたって汗を流した。普段の稽古のような激しい運動はないものの、慣れない体の動きに苦悶の表情。「普段使わない筋肉、肩甲骨付近やお尻をいじめてもらってヘロヘロです」と疲れ切った様子だった。

 錦富士は名古屋場所で新入幕を果たし、10勝5敗で敢闘賞を受賞。秋場所は10勝、九州場所は9勝と安定した成績を残し、初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)は初の上位総当たりが予想される。

 そうした中、さらなる進化を求めて伊勢ヶ浜部屋専属トレーナーの篠原毅郁氏に相談。同施設を紹介され、この日から週2回のペースで足を運ぶことになったという。「テーマは(体の)可動域を広げたり、持っている筋肉を100%使ってパワーに変えられるようにすることです」(篠原氏)。立ち合いの瞬発力や土俵際の攻防などさまざまな場面でレベルアップを図る。

 この他にも週1回、プールとヨガのトレーニングを加えるなど限界に挑む錦富士は「当然キツいと思いますけど、こなせるようになったときに成長できると思うので。2、3か月は我慢。どんどん挑戦してやっていきたいです」と力を込めた。