カタールW杯が準決勝を控える中、現地で取材にあたるジャーナリストの相次ぐ急死が波紋を広げている。

 カタールメディア「GULF TIMES」は公式ツイッターに「アル・キャスTVのフォトジャーナリストであるハリド・アルミスラム氏が先日亡くなりました。カタール人であるアルミスラム氏は、FIFAワールドカップ・カタール2022の取材中に急逝されました。彼に対するアラーの慈悲とゆるしを信じ、彼の家族に深い哀悼の意を表します」との短文を投稿した。

 今大会では米国のサッカージャーナリストのグラント・ウォール氏が9日に行われたアルゼンチン対オランダの準々決勝の取材中に倒れ、搬送先の病院で死亡が確認されたばかり。同氏は大会開幕直後に性の多様性を示す虹色のTシャツを着てスタジアムに入ろうとした際に一時拒否されたとも伝えられている。

 相次ぐ悲報を受けて、海外の各メディアも大きく報道。英紙「サン」はツイッターを引用した上で「グラント・ウォール氏が亡くなってからわずか48時間後、2人目のジャーナリストがW杯の取材中に急死した。カタールのフォトジャーナリスト、ハリド・アルミスラム氏は、アル・キャスTVに所属していたが、日曜日に亡くなった」「アルミスラム氏の死の経緯は現段階では不明である」と伝えた。

 英紙「デーリー・メール」は「カタールW杯で2人目のジャーナリストが〝突然死〟」、ポルトガル紙「O JOGO」も「フォトジャーナリストのハリド・アルミスラム氏が2022年W杯の取材中に死亡」などと報じている。