元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が、悲願のW杯8強入りへポイントを挙げた。

 11日にカタールW杯を中継するインターネットテレビ「ABEMA」にリモート出演。2002年日韓W杯で日本を指揮し、初の16強入りに導いた同氏は、日本が8強入りするために必要なことを聞かれ、まず「今の中核メンバーが1ステップ上にいくこと。CL(欧州チャンピオンズリーグ)に出場するクラブでレギュラーを奪い取らないといけない」と語った。

 さらに「大舞台ではPK、セットプレーなどワンチャンスを生かすことも大事になる。それが強いチームの証しだ」と注文。さらに「あとはメンタルトレーニング。決勝トーナメントは勝ち上がるにつれてプレッシャーは強くなり、パフォーマンスが落ちるのは必然的。そこへの対応はまだ進化できる」と強調した。

 今回は8強入りこそ逃したが、森保一監督の采配が光り、MF堂安律(フライブルク)やMF三笘薫(ブライトン)らが活躍して1次リーグE組を首位通過。その結果を踏まえて「(1次リーグで)ドイツ、スペインに勝てたのは今後の糧になる。(決勝トーナメント1回戦で)クロアチアに互角の勝負で120分戦った。自信を持ってステップアップしていくと思う」と期待を寄せた。