女子プロレス「スターダム」の中野たむが、IWGP女子王座取りへ気勢を上げた。
10日の大阪大会では、2月までかつて同じ「コズミック・エンジェルズ」に所属した桜井まいとシングルで対戦。挑発的に顔面に蹴りを入れると、桜井もビッグブーツ、断崖式スタナーで応戦。場外戦ではお互いにボディースラムを放ち、激しい攻防が続いた。
勝負どころで中野はスピンキックからバイオレットシューティング(ランニングニー)を発射。それでも肩を上げる桜井にノーザンクロス(変型逆三角絞め)を決め、ギブアップを奪った。
試合後、桜井から「私はコズエンからドンナ・デル・モンドに移って、本当に良かったと思っています」と言われてしまった中野は「そういうことは、たむに勝ってから言いな!」と強がったが、悔しげな表情は隠せなかった。
それでもすぐに気持ちを切り替えた。29日の東京・両国国技館大会では、なつぽいとの「メルティア」で保持するゴッデス王座のV3戦で高橋奈七永&優宇を迎え撃ち、来年1月4日の新日本プロレス・東京ドーム大会では初代IWGP女子王者・KAIRIへの挑戦が決まっているからだ。
中野は「今日のフィニッシュ、(7月の朱里との)赤いベルト戦から育ててきた変型逆三角絞め。ノーザンクロスという技です。たむ、いま最高にコンディションがいい。足も180度上がるし、腰も90度回る。ノーザンクロス、新しい技を完成させて、12・29は必ずゴッデスのベルトを防衛して、1・4ではIWGPのベルトを取って、1年ぶりの2冠チャンピオンに返り咲きます」と約束。
「たむを信じて、ビリーブ・イン・たむ!」と叫んだ中野が、年末年始女子プロ界の中心に立つ。










