ガーシー(東谷義和氏=51)参院議員が、参院議院運営委員会から欠席の理由を文書で回答するよう求められていたことに10日、即日アンサーした。

 議運の石井準一委員長からこの日付けで、「貴議員がどのような理由で、第209回国会及び第210回国会の召集に応じず、その後も登院せずに本会議及び委員会を欠席しておられるのか、考えを12月23日までに文書で回答願います」との文書が届いていた。

 これにガーシーは「参議院選挙において、アラブ首相国連邦ドバイから一度も日本へ帰国せずSNSを利用して『当選しても日本へ帰らず海外で政治活動をしていく」と公約の一つに掲げ287、714票を頂いて当選した。現在も公約通り、海外でSNSを利用して政界・経済・芸能あらゆる業界の不正を暴露し裁いていくことで、この国の不満を一つ一つ解消していきたい。これが、私に投票して頂いた皆様との約束であり理解を頂いている。誠に心強い限りであり、NHK党と私にご支援ご協力を頂いている皆様に感謝している」と参院選の公約を果たしているだけとした。

 続いて「これからも海外から国会議員の仕事が可能であることを徹頭徹尾実践していく」としたうえで「来年帰国して通常国会に出席することを考えているが時期については未定である。その理由は、不正の暴露について情報の精査を慎重に調べ上げ発信しているが、私の暴露に批判的な者、又は名誉毀損ではないかと騒ぎ立てる者がいることから不当逮捕、不当勾留があるのではないか危惧している。更にSNS上に殺害をほのめかす脅迫、攻撃的な書き込みも受けている」と依然、不当逮捕を警戒しているようだ。

 さらに「現に安倍晋三元内閣総理大臣銃撃事件、特に宮台真司教授襲撃事件は、宮台教授の表現に対するアンチから殺害予告が届いていたと報道されていた。断固許すことができない卑劣な行為である。私も日々警戒心を強く持ち続けている。帰国しても果たして大丈夫なのか不安が解消されれば国会へ出席したいと考えている。その為にも、私の身に危険が発生した場合は、石井準一議院運営委員長が先頭に立って、参議院から警察庁、警視庁へ安全確保の協力要請をして頂くことをお約束願いたい」とかねて身の危険を訴えていたが、宮台氏の襲撃事件で、さらにナーバスになっているようだ。 

 結びに「帰国した際は、まず議院運営委員会へ出席して皆様のご質問に直接お応えしていきたい。また、いつでも要請があればドバイからリモートで同委員会へ出席したい。認められなければ電話での対応もお願いしたい。是非、文書ではなくデジタルを利用して直接話すべきであると切に願う。最後に、衆議院にはない良識の府参議院で最初に『リモート国会』を実現させようではないか、合わせて議院運営委員会の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます」と〝直接対話〟を望んでいた。