2014年ソチ&18年平昌五輪フィギュアスケート男子金メダルでプロに転向した羽生結弦(27)の単独アイスショー「プロローグ」(青森・フラット八戸)の八戸公演最終日が5日に行われるが、多方面で〝羽生フィーバー〟が巻き起こっている。
アイスショー期間中は大勢のファンが青森・八戸に訪れることから、東北新幹線を管轄するJR東日本は増便を決断。同社の担当者は「今回の羽生選手のアイスショーなど、大規模なイベント開催時は総合的に判断して、増員が見込まれる場合は、このようなケースもあります」と明かす。最近では大規模花火大会時にも同様の措置がとられたという。
会場のフラット八戸の最寄り駅である青森・八戸駅では、羽生が試合会場にディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」のティッシュケースを持参するなど「くまのプーさん」好きで知られていることから、構内で「くまのプーさん」のラベルが貼られた飲料水が販売されている。ある店員は「羽生選手のアイスショーに合わせて入荷しました。多くのファンが購入してくれています」と反響を語った。
また、東京でも大手町駅に羽生の巨大広告が設置されるなど、各地で大盛り上がり。改めて存在感の大きさを示している。