フランス代表FWキリアン・エムバペ(23)はパリ・サンジェルマン(PSG)から去るべき――。2021年1月から昨季までチームを指揮したマウリシオ・ポチェッティーノ氏がスペインメディア「エル・パイス」に持論を展開した。

 同氏は「彼はこれからも進化していくだろうが、そうことは得てして快適な場所から出ていくことによって起こる。(パリSGとの)契約更新はクラブやファンにとってよいことだったが、今後、将来のバロンドール獲得のためにも、快適な場所から離れる必要がある」と指摘。今夏にスペイン1部レアル・マドリード入り濃厚とされながら、残留を決断した裏には、ピッチ内外での権限増大がささやかれいる。若くして〝王様〟になることは、成長のプラスにならないわけだ。

 しかも元指揮官は、エムバペの物足りなさにも言及した。

「エムバペは、ネイマールやリオネル・メッシより若く、まだ未熟だ。彼は動物的であり、偉大なカリスマ性を持っているが、まだ自分自身を見つける必要がある。レオ(=メッシ)とネイは完成された選手で、やり方は違うが、責任感がある一方で、キリアンは自分自身を探し続けている」

 エムバペに、こんな指摘に耳を傾ける謙虚さは残っているのだろうか。