有言実行なるか。〝世界の田中〟こと皇治(33)が、ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)狩りに手応えをつかんでいる。
皇治は13日(日本時間14日)の格闘技イベント「GLOBAL TITANS」(UAE・ドバイ)でメイウェザー率いる「TMT」の次期エースと期待されるジャハン・イングラム(米国)とボクシングエキシビション戦を行った。試合では的確なパンチにさらされるも、ガードを固めて前に出て決定打を許さず、強烈な左ボディーで反撃しながら3分3ラウンドを戦い抜いた。
試合を振り返り、イングラムのパンチは過去最も効いたと告白する。その強さを問われ「酒で言うと、今回は(ハシゴ酒)3軒目の酔い方と同じくらい回ってたかもしれへん。武尊の時で2軒目半でしたからね」と理解できるようなできないような例えで説明。さらに「でもまあ、俺が倒れることはないですよ。7軒ハシゴして初めて倒れそうになるんで」とたたみかけて胸を張った。
大会後にメイウェザーから対戦を受諾されたとうそぶいていた皇治は「次はメイウェザーと? それしかないやろ。TMTと1勝1分けでマルコメ(メイウェザー)とやるっていうのが俺の描いているシナリオですから。これでマルコメに勝ったらかっこいいでしょ(笑い)」と改めて〝対戦内定〟を強調。
リング上ではキックルールでの対戦を求める一幕もあったが「キックルールでやってみろと。全部自分のルールで、相手にリスペクトがないから腹が立つ…。でもまあ、俺は別にボクシングでもいいですよ。日本のスーパースター2人とやって、三度目の正直は凡人の俺がキックでやったら盛り上がるやろうと思うけど、マルコメにはようせんやろうから」と、メイウェザーの腰が引けるならばボクシングルールで構わない姿勢も見せた。
ちなみにジジ、イングラムに続く〝TMT第3の刺客〟との対戦には「いやー、TMT弱いもん。TMTの一番強いっていうのが、今回のあれだったらしいですよ。なんか、デービス(※世界3階級制覇王者のジャーボンテイ・デービス)っておったんでしょ? そのデービスが抜けて、今回のが後釜ってことらしいですよ。せやのに大したことないですやん(笑い)」と意味が見いだせないとの理由で〝却下〟した。
ちなみに試合直後には「さすがに今は〝頭痛ニキ〟やからね。俺も」と話した皇治。昨年大みそかのYA―MAN戦で判定負けを喫した後、冬眠宣言を放ってから新年を迎えたはずが、ふたを開ければキックボクシングにボクシングエキシビション戦とフル稼働で「ファンが求めるならいつでも(試合を)しますけど、今年もう7試合してるんですよ。狂ってますよ。ああ、ホンマ…モテてしゃあない。しかし、こんなん言ってたらマルコメにまでモテてしまった」と苦笑い。
一部で朝倉未来とのボクシングエキシビション戦が浮上したとされたが「そんな話ありますか? またRIZINが言うとんですか(笑い)。じゃあ〝頭痛ニキ対決〟やりますか。ボクシングじゃ負けないっすよ」。それでも「彼は頑張ったからゆっくりしたらいい。まあ、それはそれで面白いですけど、とりあえずはマルコメや。あいつを捕まえないと」と今はメイウェザーの首に集中する。
そして「大体アイツ『俺が日本のボスや。俺の言うことが全てや』とか言うてたでしょ。ホンマ、ナメてると思うんで、俺が分からせますよ」と腕をぶした。
2023年の対戦実現なるか。その行方に注目だ。












