〝バカサバイバー〟こと青木真也(39)が、6日の格闘技イベント「RIZIN LANDMARK4」(6日、名古屋)で下馬評を覆す結果となった平本蓮 vs 弥益ドミネーター聡志にメスを入れた。
試合は序盤から平本がペースを握る展開になった。サウスポーの構えから的確なパンチを弥益の顔面にヒットさせて、何度も尻もちをつかせる。徹底してグラウンドにはつき合わず、弥益が倒れるたびに立ち上がるのを待って、再び殴り倒す冷徹な試合運びを見せた。
仕掛けられたタックルも切り、下からの足関節にも冷静に対応して判定3―0で完勝。「ストライカーの塩漬けができたんじゃないか」と満足げに話した。
一夜明けて電話取材に応じた青木は「塩漬け? とんでもないよ。完璧だった」と手放しで声をしゃがれさせる。そして「今までの3試合は何だったんだっていうくらいよかった。別人だった。ぶっちゃけ、今回の平本からしたら、ドミネーターが弱かったとも言える。直前で体重が66キロから70キロになって、一度66キロまで落としたドミネーターが平本よりひと回り小さかった。それで圧力負けしていた部分もあると思う」と続けた。
今回の結末をもたらしたのは、ファイトスタイルの相性もあったという。「実はドミネーターってそこまでタックルが強い選手じゃないんだよ。今まできちんとテークダウンを取れたのは萩原(京平)戦くらいで。(打撃を)打ち合いながらタックルにいくタイプなんだよね。でも、平本には打ち合わせてもらえなかった。最初に殴られて倒れてペースが崩れて、そのまま取り戻すことができなかった。言い方は悪いけど、ドミネーターは平本をナメていたんだと思う。敗因はそこに尽きる」。
こう分析した青木は、平本に「とりあえずは『MMAファイター』にはなれたと思う。認めるよ」と勝手に及第点を出す。一方で「俺からしたら、もっと上を見てほしいから『この勝ちで喜んでる場合じゃないぞ!』と言いたい」と叱咤し、今後について「次は令和のシャノン〝ザ・キャノン〟リッチこと奥田啓介さんと戦うといいと思う」と勧めた。
奥田はこの日の第1試合で久保優太にタックルを仕掛け組みつくも、マウントを取られてからのヒジ打ち連打で1ラウンド4分43秒でTKO負け。「悔しい」と号泣した。
青木は「平本もそろそろMMAっぽいこともしたいだろ。MMAっぽいことと言えば、何といってもマウントからのパウンドだ。だから奥田さんなんだよ。奥田さんなら自ら進んでマウントをくれるから、平本もMMAを堪能できると思う。平本 vs 奥田…。俺は見たいよ。あとは武尊VS皇治3。K―1、乱闘の次はMMAかお座敷ボクシングでぜひ」と切望。
最後に「それはそれとして。奥田のヤロー、ウソ泣きは俺の芸風なのに盗みやがって、許せない!」と憤慨すると、事務所の受話器を一方的に置いて取材を打ち切った。












