飯塚オートのGⅠ「開設66周年記念レース」が19日に開幕した。初日は小雨、不安定(斑)走路での幕開けとなったが、8R以降は良走路が戻った。

 有力どころで初日好発進を決めたのは、S1・鈴木圭一郎(27=浜松)。11Rを3・369の好タイムで制したが「少し軽い。悪くはないけど、もう少しトルクが欲しい。シリンダーを点検してピストンを交換」と整備の手は休まる様子がない。

 日本選手権覇者・青山周平(37=伊勢崎)は、トリの12Rに出走したが本来の走りを欠き、2着がいっぱい。「伊勢崎をベースにセッティングをやったが、滑るし跳ねる。合っていないから乗りにくい」と誤算のスタートとなった。

 地元エースの荒尾聡(41=飯塚)も追い及ばず2着で「シリンダー、ピストンを替えた。こっちも悪くない。ただ、跳ねと滑りが直らない。エンジンよりも跳ね対策の方が先決かな。足周りも考えるが、エンジンが原因の可能性もなくはない。ヘッドを替えるか考える」と、こちらは足周りの不安解消が優先課題。

 この他で気配が良かったのは、7Rで1着ゴールを決めた鈴木宏和(35=浜松)だ。前節の地元戦で優勝を飾り好ムードでの参戦だが、勢いそのまま初日もレース中盤で抜け出して先頭でゴールを駆け抜けた。

「エンジンは日本選手権の最終日から何も扱っていないけど、状態は変わらずいい。乗りやすさがあります。エンジンはこのままで、低いのでタイヤだけ交換。スタートの切れもいいと思う」

 好回転のエンジンもさることながら、跳ねの軽減が好結果の大きな要因となっており、2日目以降も好走の期待十分だ。