カタールW杯(20日開幕)で日本の10番を背負うMF南野拓実(27=モナコ)はまたもや決定力不足を露呈してアピールは不発に終わった。

 W杯前最後の実戦となる国際親善試合カナダ戦(ドバイ)に南野は得意のトップ下で先発出場。しかし、攻撃陣の中で存在感を発揮できず。後半14分にはFW上田綺世(セルクルブルージュ)のポストプレーでゴール前で抜け出して最大のチャンスを迎えるが、シュートをミートできずゴールを奪えなかった。

 結局ノーゴールに終わった南野はチャンスの場面を振り返り「(相手選手が)足を出してくるのが見えたので、かわそうか打とうか迷ってしまった。その後に足がかかってPKかなとも思ったけど、決めきりたかった」と悔しさをあらわにして反省した。

 レギュラー奪還へ強い決意で臨んだカナダ戦だったが、課題の決定力不足を露呈する形に。スタメンへの思いを「それは全員感じている。だからこそ結果でチームに貢献したい気持ちはある。あとはやれることをやるだけ」と語ったが、栄光の10番を背負う男はますまず窮地に追い込まれた。