岸田文雄首相(65)が今月8日に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者らと面会したことに疑問の声が上がっている

 立憲民主党は16日、国会内で旧統一教会の被害者たちからヒアリングを行った。出席者は同党議員、文部科学省、法務省、厚生労働省、警察庁、消費者庁、外務省の担当者らが顔をそろえた。

 岸田首相が旧統一教会の被害者らと9日の新聞各紙で報じられた。山井和則衆院議員は同ヒアリングの後半、各省庁の担当者に対して「岸田首相は、いつ、どこで、誰に会ったのでしょうか。また、(被害者から)どのような話を聞いたのか。誰か答えられますか」と質問をぶつけた。

 しかし、各省庁担当者は、岸田首相が旧統一教会被害者らと会ったことについての言及はなかった。

「誰も答えられない。消費者庁も難しいですか。わかりませんか…」とため息まじりに話した山井氏は、岸田首相が旧統一教会の被害者と面会したのかについて疑問を抱いているという。

「わたしたちもね、いろんな人に聞いているんですよ。でも、誰もわからないと言っているんです。もちろんね、『何々なに子さんと会って、こんな詳しい話しを聞いた』だったらいいんですけど、本当に被害者の話しを聞かれたんだろうかと。もっと言えば、被害者じゃなくて(旧統一教会の)信者さんに『統一教会は素晴らしい宗教です。解散請求しないでください!』という話しを聞かれていたら、大変なことになるわけです」

 立憲はこれまで旧統一教会被害者たちから数多くのヒアリングを行い、今国会中に被害者救済法の成立に向けて自民党、公明党、日本維新の会との4党協議に出席している。

 山井氏は「少なくともわたしたちは、数十人の(旧統一教会)被害者の方たちと交流を持っていますが、誰ひとりとして岸田総理の話を聞かれたという人はいないんです。これ次の宿題ですので、お答えください」と語った。

 来週からは衆参で予算委員会が再スタート。岸田首相は立憲議員から旧統一教会被害者と面会の有無について聞かれることが予想される。