先月中旬に欧州各メディアは、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・エムバペ(23)が退団を希望していると報じたが、同国紙「レキップ」は、その一因が給与支払いの遅延だったと報じた。

 当時は5月に契約を延長した際、クラブ側と合意したチーム編成などの約束が履行されず、不満を持っているのが原因とされたが、それだけではなかったようだ。エムバペは先月5日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ(ポルトガル)戦前に、9月分給料の一部が自身の口座に振り込まれてないことに気づくと、クラブ側に問い合わせた。

 ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題などいくつかの原因を説明されたが、10月11日になっても支払いはないままだったという。これに激怒したエムバペが退団へ傾いたというわけ。その直後に報道が出ていることから、タイミングは一致する。ただ、これら報道に対して本人が否定したことから、現在は沈静化している。

 同紙がクラブ側に確認したところによると、すでに不足分は振り込まれているという。当時は怒りにまかせて口走ってしまったのかもしれない。