新日本プロレスとスターダムの合同興行「Histric X―оver」(20日、有明アリーナ)で共闘するタイチ(42)、金丸義信(46)、中野たむ、なつぽい(27)が公開練習を行った。

 同大会で4人はエル・デスペラード、DOUKI、スターライト・キッド、渡辺桃組とミックスド8人タッグマッチで激突する。初共闘へ向けこの日、都内のスターダム道場に集合した。

 好角家のタイチがたむとなつぽいの「メルティア」に蹲踞(そんきょ)と四股を指導するというよく分からない幕開けとなった公開練習では、次々と合体・連係技が完成していった。まずはタイチがたむに得意技・天翔十字鳳の極意を伝授。2人で同時発射する合体技は「愛をとりもどせ!!」と命名された。

 続いてなつぽいのリクエストにより、金丸が得意とするウイスキーミスト(注・反則)の練習に。飲酒が苦手だというなつぽいだったが、金丸の指導によって霧状に吹くコツを掴んだ。金丸となつぽいによる同時噴射には「フェアリ丸ミスト」(注・反則)の名前がつけられた。

 さらに今度はメルティアの得意技でもある2人で手をつないだ状態でトップロープに駆け上がってのプランチャに、タイチと金丸が挑戦。ところが、40代のオッサン2人が手をつないだところで何が生まれるわけでもなく、あえなく失敗に終わってしまう。ならばとタイチと金丸はサポート役に回り、メルティアを中央にして4人で手をつなぐ形で発射するプランチャが開発された。同技は「Lоve X―оver」と命名された。

「3種の神器」が完成したことで4人も手応えをアピール。タイチは「決まった以上はいいもんを作れるか、こっち次第でしょ。どこのミックスドマッチよりも目立ってやろうかなと。興行終わったあとに、こういう合同興行があってよかったねと思わせたら、俺らの勝ちだから」と豪語。

 さらに「2人(メルティア)が目立てるようにサポートするし、(プロレス大賞で)ベストタッグを取ってほしいってずっと言ってるからな。なあ東スポ。ワケの分からないとこ選ぶなよ? 未来ある2人が大事。未来ないオッサンコンビを選ぶなよ。それをサポートできるような試合になれば」と意気込むと、金丸も「いいこと言うねえ。それなりに今までやってきた引き出しを出して行こうかなと思う」と呼応した。

 絆が深まったことでたむは「スターダムと新日本が絡むことで、拒否反応が出る方はたくさんいると思うんですね。でも、そんな方にミックスドマッチって面白いんだって、手のひらを返させる試合をしたいって、今は本当に楽しみです」と、4人の共闘に自信満々。

 金丸からウイスキーミスト(注・反則)の太鼓判をもらったなつぽいも「ずっと優しく教えてくださったので、本当に楽しかったです。いろいろと勉強させていただいて、本番でいい試合ができそうな気がします」と目を輝かせていた。