20日開幕のカタールW杯に臨むカメルーン代表が黒魔術師と契約したと、アフリカ情報を専門的に伝えているフランスメディア「RFI」が報じた。

 カメルーンはW杯1次リーグG組で優勝候補のブラジル、セルビア、スイスと同組となった。「RFI」の情報をもとにしたスペイン紙「マルカ」によると、カメルーンの選手たちからW杯の支援を求められたという黒魔術師ニジ・ウッセニ氏が「W杯が近づくにつれて不屈のライオン(カメルーン代表の愛称)の何人かは対戦相手を不安定にする目的で魔術、魔法に頼っている」と語ったという。

 さらにウッセニ氏は「(カメルーン代表イレブンが)W杯やアフリカネーションズカップなどの重要な大会で、相手を妨害するため神々を召喚しようと、私のサービスを求めることがある」と話したように、これまでも同国代表は、ビッグイベントの度に術師に依頼して黒魔術を施してきたとみられている。

 実際、2002年のアフリカネーションズカップでは同国代表のトーマス・ヌノコGKコーチがピッチ上で黒魔術を使ったとして警察に逮捕された(本人否定ですぐに釈放)。また10年南アフリカW杯でも初戦で日本代表と対戦する前に、黒術師を代表チームに帯同させていたと各メディアで報じられていた。

 ただ、同紙は、カメルーン代表のレジェンドで同国サッカー連盟のサミュエル・エトー会長が「この(術師の)発言は大ウソだ。努力で勝った選手たちに対する侮辱でもある」と完全否定し「21世紀になってもスタジアムにいけにえを与えるという主張はバカげている。これはフィクションだ」と憤慨したと伝えている。