ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級9位の赤穂亮(36=横浜光)が、12月3日の韓国・仁川での前WBO世界バンタム級王者で現WBO2位のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)戦に向けて公開練習を行った。

 3分2ラウンドのスパーリングでは、スーパーフライ級2戦2勝の西屋香佑に鋭いアッパーをヒットさせてアゴを上げさせるなど、順調な仕上がりぶりを披露。試合に向けて「前回(9月3日)の試合からそんなに日にちが開いていないのもあって、試合のまま(トレーニングに)入れたのでいい状況で作れています」と自信たっぷり。相手について「カシメロとはバンタム級の時にチャンピオンでやりたくて、陣営に交渉してもらってできなくて。その頃から『いつかやるかもな』と思っていたので、ここで交われるのかと思うとうれしいです」と闘志をみなぎらせた。

 過去一番の強敵と認める一方で「ハッキリ言って自信があります」と揺るがない。試合に向けて「泥臭くてもいい。ブーイングをもらってでも勝ちたい。スタミナで圧倒的に有利だと思うので、10R使って彼の倍動きたい。そこに勝機があると思う」と力を込めた。

 また、1日に寺地拳四朗との2団体統一戦に敗れた京口紘人と親交のある赤穂は、試合の1時間後に連絡を取ったことを告白。その際に京口から「アニキ、勝ってつなげられなくてすみません。アニキはカシメロをシバキ倒してください」と言われたという。赤穂は「ここで燃えなきゃ男じゃないでしょ!」と勝利を誓った。

「勝っても負けても、最後くらいの気持ちでやります。勝っても引退してもいいかなくらいの気持ちです。今は」とまで話す不退転の決意は結実するか。