自民党は7日、党本部で「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」(加藤勝信会長)を設立した。

 現在、ボクシングのWBA、WBC、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥選手(29=大橋)、WBC&WBA世界ライトフライ級統一王者・寺地拳四朗選手(30=BMB)のような頂点に君臨する〝スター選手〟が誕生している。

 しかし、その一方で、ボクシングに対する偏見や理解不足、ファイトマネー不足や選手生命の短さ、セカンドキャリア構築の困難性などの要因によって競技人口の裾野が縮小しつつあることや選手の受け入れ、ボクシングジムも一部を除いて多くのジムが経営難から自立できない問題に直面しているという。

 同議員連盟は、こうした状況を打破することや国民の健康増進や青少年の健全育成などに寄与する全国のボクシングジムの地域における機能に着目し、与野党の国会議員が全国のボクシングジムや関連団体やジム・選手と連携を図り、日本のスポーツ発展のために設立した。

 加藤氏は「プロボクシングというと最初にチャンピオンになったのが白井義雄さん。白井さんがチャンピオンになった5月19日が〝ボクシングの日〟になっています。あの頃、テレビの視聴率は60パーセントを超えて、みんなが感動し世界チャンピオンという〝夢〟を共有できた」とあいさつした。

 国内におけるプロボクサーの数は年々減少傾向にあり、ボクシングジムの門をたたく練習生の数も目に見えて減少している。

「今、日本には寺地選手、12月は井上選手が4団体の選手権もあり、まさに時機を得たときにこの会を立ち上げた。選手を応援し、ボクシングジムを支えていきたい」と加藤氏は語った。