新日本プロレス5日のエディオンアリーナ大阪大会で、IWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(29)が内藤哲也(40)の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。

 今年のG1準決勝の再戦となった大阪決戦は、超ハイレベルな攻防の連続となった。内藤の雪崩式リバースフランケンを着地したオスプレイはオスカッターを発射。さらにコリエンド式デスティーノをキャッチして、ハイアングルのジャンピングパワーボムをさく裂させる。

 執念を見せる内藤に反撃を許したオスプレイは、コリエンド式デスティーノを浴びると、ストームブレイカーもカウンターのデスティーノで切り返されてしまう。それでも正調のデスティーノだけは決めさせない。ポップアップして顔面にパンチを叩き込むと、正面からと背後からヒドゥンブレードを2連発。最後はストームブレイカーで大激闘を制した。

 試合後のリング上でオスプレイは「オープンチャレンジ」として、11月20日有明アリーナ大会で防衛戦を行うことを宣言した。すると海外武者修行中だった海野翔太が〝ROUGHNECK(荒くれもの)〟として凱旋帰国し挑戦表明。ベルト攻撃をかわされたオスプレイは、デスライダーでKOされてしまった。

 不機嫌そうにコメントブースに現れた王者は「新日本とスターダムの合同興行は間近だ。お前にアドバイスをやろう。次に向かい合う時は、お前の父親(レッドシューズ海野)をレフェリーにつけないことだな。お前の親父がレフェリーだと試合を中断させてしまうからな」と次期挑戦者を挑発。

 一方で「内藤は素晴らしいよ。それは認める。彼の東京ドームでの試合がなくなって残念だ。でも、今はお前の時ではない。内藤は最高だ、それは間違いない。でも、今の主役は俺なんだ」と、内藤を称える一幕もあった。