【取材の裏側 現場トーク】本紙担当記者やデスクたちがさまざまなスポーツシーンを分析し、意見をぶつけ合う新企画。今回はカタールW杯に臨む森保ジャパンのスタメン争いについて〝激論〟を交わした。
デスク 20日に開幕するカタールW杯に向けて日本代表メンバーが発表になったな。世間では選考について賛否両論が出ているけど、強豪のドイツ、スペインと同組だから、しっかり守ってカウンターという戦略なのは間違いないっていうメンバーだけど、スタメンはどうなりそうだ?
サッカー担当記者 W杯アジア最終予選はMF伊東(純也=スタッド・ランス)がキーマンでした。伊東が右サイドを突破し、ゴール前で中央の大迫(勇也=神戸)や左サイドの南野(拓実=モナコ)が仕留めるって形がベースでしたね。でも本番に向けて大迫は不選出で南野はスランプ中。しかも、堅守速攻ですから。そこが先発争いのポイントになるでしょう。
デスク 9月のドイツ遠征から考えると、1トップは前田(大然=セルティック)。左サイドは久保(建英=レアル・ソシエダード)になるんじゃないのか。
記者 うーん。久保は基本的にチャンスメークがメインで、好機に切り込んでシュートって感じでしょうか。ただ、周りで連係できる選手がいないと、良さが生きないのではないかと…。それと久保は、中央でプレーしたがる傾向もあるので好調の鎌田(大地=Eフランクフルト)と〝渋滞〟しかねませんよ。大迫のようなポスト役がいれば、少しは違ったかも。それにカウンター狙いとなると、プレースタイル的にはどうでしょうか。
デスク じゃあ左サイドはやっぱり南野か。それとも三笘(薫=ブライトン)もありってか。ただ南野は調子を落としているし、三笘もタイプ的にはスーパーサブが適任だよ。元日本代表MF前園真聖さんも「絶対にジョーカーがいい」って言ってたぞ。ブライトンでも途中から出て好プレーを見せているし、前園さんの言う通りだよ。
記者 相変わらず懐かしいフレーズを使ってますね。まあ、左サイドは縦への突破が得意な相馬(勇紀=名古屋)がスタメンになる可能性もあるのではないかと。サプライズ招集ですが、スピードがあるからカウンターも狙えるし、昨年の東京五輪では調子の上がっていなかった三笘よりも効果的でした。それに前線での守備も献身的にやってくれる。森保ジャパンには適合した選手と言えます。あくまで予想ですけどね。
デスク なるほどな。それで1トップは読めないのか。大迫も古橋(亨梧=セルティック)も選ばれなかったし、本命は誰なんだよ。
記者 難しいですね。もちろん、前田の可能性もあると思うんですけど、南野って線もありそうですね。今季のパフォーマンスは今ひとつながらも、昨季リバプールでは少ないチャンスでゴールを決めていました。カウンターにも対応できるし、前線の守備もうまいです。それで右サイドは伊東、トップ下は鎌田ってところでしょうか。











