J2町田は28日、公式サイトでFW鄭大世(38)が現役引退することを発表した。

「何年も前から、今日が最後かもと毎試合トイレに篭り嗚咽を漏らして泣いてた。酸いも甘いも味わい、綺麗事だと思ってたあの言葉も、今なら素直な気持ちで言える。『みんなのおかげ』 こんな性格じゃなかったらもっといい景色が見えたかも? こんなエゴイストだからここまでこれた? 違う。みんなの支えで今がある。後悔や、人としての失敗は数え切れないけどはっきりと言える。これが『ベスト』」などと現役生活を振り返りメッセージを寄せた。

 鄭大世は朝鮮大を卒業後、川崎に入団。現役生活17年でJ1通算181試合65得点、J2通算130試合46得点を記録。2016年にはJ2得点王に輝いた。北朝鮮代表としても活躍し、W杯予選や東アジア選手権でも日本生まれの北朝鮮代表としてチームを引っ張った。

 かつて在籍した清水や新潟でもクラブを通じてサポーターへメッセージを送り、ツイッターでは「テセ引退」がトレンドワード入り。不屈のストライカーは皆に惜しまれながらスパイクを脱いだ。