シンガポールの格闘技イベント「ONE 163」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム)の会見が17日に都内で行われ、〝バカサバイバー〟こと青木真也(39)が再起戦でロシアの強豪ザイード・イザガクマエフと対戦することが発表された。
イザガクマエフは戦績19勝2敗と勢いに乗る28歳。今年からONEに参戦し1月にジェームズ・ナカシマにダースチョークで一本勝ち、9月にはジャン・リーポンに判定勝ちを収めている。一方、青木は今年3月に因縁の秋山成勲にTKO負け。9月にはグラップリング戦に臨むも新星のケイド・ルオトロに判定負けを喫している。
これを踏まえ、青木は「前回、前々回と試合に負けてしまっていて。さすがにちょっと次はイージーというか、勝たせてくれる試合を組んでくれるという話だった気がするんですけど、ふたを開けたらなかなか厳しい試合で」と愚痴る。続けて「こういう〝厳しい試合〟は今、日本には少ないですから。朝倉未来だったら受けてないんじゃないかなって思います。日本の格闘技界を見てみると、みんな損得を考えてソロバン弾いて格闘技をやっているような状況ですけど。やっぱり、戦いっていうのはこういうものだって見せられるんじゃないかともいます」と声をしゃがれさせた。
相手のイザガクマエフについて「単純に強い選手だと思います。ONEの今のライト級の中で(王者の)クリスチャン・リーを除けば一番危険な相手だと思います」と警戒する。さらにイザガクマエフから「俺が引退させる」とビデオメッセージを送られると「大きなお世話ですけどね」と反応。それでも「半年後には40歳。そろそろ〝ファイナルカウントダウン〟が聞こえてくるのは理解しています。ただ、辞める辞めないを自分で決めるくらいのことはやってきたつもりなので、自分で決めます」とキャリアの終盤に入っているとして表情を引き締めた。
2012年にONEと契約してから10年がたったことに「扱いにくい選手だと思う。言いたいことは言うし、やりたいことをやって。それを時に怒られたり褒められたりしながらやってきた。時に土下座もしないといけないようなことをしても土下座をせずにやってこれたので、ONEには感謝しています」と殊勝に話していた。
また、会見では「岡見勇信VSアウンラ・ンサン」「若松佑弥VSウ・ソンフン」「平田樹VSハム・ソヒ」が発表された。なおメインではONEバンタム級キックボクシング世界王者の秋元皓貴がペッタノン・ペットファーガスを迎え初防衛戦を行うことが決定済みだ。












