〝日本の至宝〟が黒子として勝利に貢献した。欧州リーグ(EL)1次リーグE組第3節(6日=日本時間7日)、日本代表MF久保建英(21)の所属するレアル・ソシエダード(スペイン)はアウェーでシェリフ(モルドバ)に2―0で勝利した。EL3連勝で決勝トーナメント進出を大きく前進した。

 久保は2トップの一角として先発出場。0―0で迎えた後半8分にMFダビド・シルバのゴールで先制し、17分にはDFアリツ・エルストンドが頭で合わせて加点した。久保も序盤から積極的に攻撃参加。シルバの先制弾でもパスをつなぐとともに、前半33分にはシルバからのパスを受けると、右サイドからゴール前にクロスを入れて好機を演出するなど、今季初のフル出場で勝ち点3奪取に貢献した。

 試合を中継したWOWOWで解説を務めた元日本代表MF北沢豪氏は主に左サイドでプレーしていた久保について「左サイドのマークを内側に引っ張り出した。スペースをつくり出し、間接的に活躍した」と直接ゴールに絡むことはなかったものの、チームメートを生かすプレーを絶賛した。

 イマノル・アルグアシル監督は「難しい試合になるとわかっていた。アウェーだし、彼らは守備に優れているし、フィジカルも強い。辛抱強くプレーするしかなかったが、私たちはいい仕事をした。目標を達成した」と久保らイレブンの奮闘をたたえた。