大相撲の横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)が、パラスポーツから刺激を受けている。
照ノ富士は5日、東京・JR両国駅で行われた健康と障がいを考えるイベント「ウェルネスステーション両国2022」に出席。「一日パラスポ応援大使」を務め、ファンと一緒にボッチャを体験するなどパラスポーツを通して交流した。
照ノ富士は「(ボッチャは)ルールは簡単ですけど、いざやると難しくて。相撲も一緒でルールは簡単だけど、いざやるとそう簡単ではない」と、〝本業〟を引き合いに出して感想を述べた。
昨夏の東京パラリンピックはテレビなどで観戦していたという。自らも両ヒザの故障や内臓疾患の経験がある横綱は「自分は障がいではなく、みなさんに比べればちょっとしたことなんですけど、それでもリハビリと普段の生活の苦しみというのは、大きなケガを経験したことがない人よりは分かります」。また、パラアスリートが限界に挑む姿に心を打たれ「本当に俺なんか、こんなんでくたばるわけにはいかないという思いもありました」と明かした。
「このイベントの話をいただいたときにできるだけ協力しようと思いました」と照ノ富士は、今後も「自分なりに応援していきたい」と語った。
一方、先の秋場所は古傷のヒザの状態が悪化して途中休場したが、現在の体調は「大丈夫です」ときっぱり。8日から始まる秋巡業については「できることを精いっぱいやりたい」と話した。












