2030年冬季五輪・パラリンピック開催を目指す札幌市が、市民や国民の〝意見〟を募集している。
同市と日本オリンピック委員会(JOC)で設立したプロモーション委員会は大会招致を後押しする「スローガン」の策定に向けて、3案をリストアップ。公式サイトで「検討段階にあるスローガン案を選んでいただくことを通じて、皆様の意見を反映し、より多くの人々の共感が得られるスローガンを策定します」と呼びかけた。
同委員会が検討中のスローガンは「世界が驚く、冬にしよう」「NAMARA熱い! 真っ白な舞台へ」「未来のために、今を変えよう」の3案で、応募受付期間は4日から17日正午まで。投票者の意見を踏まえて同委員会が決定する。27日が発表予定となっている。
一方、招致に関しては険しい道のりが続いている。東京五輪・パラを巡って大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者が受託収賄の疑いで逮捕されるなど、自国開催にマイナスイメージを持つ国民は少なくない。実際にSNS上では「今のタイミングでスローガンかよ」「まだやる気なのか」といった疑問の声や「反対」「撤退」を強調する投稿も見受けられた。
また、札幌市の秋元克広市長は先月に予定していたスイスの国際オリンピック委員会(IOC)本部訪問を見送ると、今度は今月16日の東京五輪・パラ1周年イベントに出席予定だったトーマス・バッハ会長が来日を中止するなど、IOCトップとの会談が実現していない。
招致スローガンの意見を募るキャンペーンは機運を高める一手になるのか。












