テレビ朝日系「モーニングショー」が30日放送され、米大リーグのア・リーグでMVP争いを繰り広げるエンゼルスの大谷翔平選手とヤンキースのジャッジ選手について特集。元プロ野球選手の長嶋一茂(56)が自論を展開しつつ大谷をMVPにプッシュした。

 大谷と熾烈なア・リーグMVP争いを繰り広げ、28日の試合でヤンキースの偉大な先輩ロジャー・マリス氏の持つ本塁打記録に並んだジャッジ。一方、二刀流としてすでに打者としては規定打席をクリアし今季34本塁打を打っている大谷は、投手としても14勝をあげて規定投球回数の達成まであと9イニングに迫り、大リーグ史上初の〝ダブル規定達成〟が目前に迫っている。

 全米では両者のMVP論争が過熱して、時に大リーグOBや名物記者らの〝舌戦〟に発展しているほどだ。

 そんななか、この日の番組に出演した大リーグ経験のある岡島秀樹氏は、「ジャッジ選手がすごいので、ジャッジ選手が三冠王を取らないで大谷選手が(規定打席に加えて)規定投球回をクリアすれば、う~ん…って感じですよね。今、ジャッジ選手が優勢なので、ちょっと2人にMVPを上げてほしいなって思いますよね」と、大谷への配慮もしながら米国で優勢と言われるジャッジ寄りのコメント。確かにジャッジは三冠王の可能性も残しているだけに大きなアドバンテージがあると思われている。

 これに対し、一茂は「本来は2人を絶対比較できない。ただ、比較した方が盛り上がるから比較してるだけで。それくらい大谷くんの二刀流(の成績)は異次元の世界ですよ。記録は塗り替えられるものなので、マリス選手の61本塁打に並ぶ人はこれからも出てくるでしょう」と、投打でトップレベルの成績を残している大谷の偉大さを指摘した。

 さらに一茂は「大谷くんにMVP取ってもらいたいなぁ」と本音を漏らしつつ、「特に今年すごいなあって思うのが、あの弱いエンゼルスで14勝してること。申し訳ないけど、エンゼルスのキャッチャーのキャッチングのヘタさね。わかる?」とコメント。

 これに岡島氏が「配球も悪いですよね?」と乗っかると、一茂は「悪いよ! あのキャッチャーで14勝できるってすごいことだよ」と、弱小球団で〝MVP級〟の活躍をする大谷を持ち上げた。