カタールW杯(11月開幕)を控えるイラン代表が、決死の覚悟で母国に猛抗議だ。
イランでは、女性が髪を覆う「ヒジャブ」の着用が適切ではないとして「道徳警察」に拘束され、22歳のマフサ・アミニさんが不審死した事に対する抗議活動が全土に拡大中。27日にオーストリアでセネガルとの親善試合に臨んだイラン代表も行動に出た。
フランス紙「レキップ」などによると、イレブンは国歌斉唱の際にユニホーム姿ではなく黒いジャージーで登場。国旗を隠した状態で、国内の抗議者との連帯を示した。
ドイツ1部レーバークーゼンに所属するエースFWのサルダル・アズムンもその一人。すでにアズムンはセネガル戦前に自身のインスタグラムで政府の行為を猛批判。「究極(の罰)は代表チームからの追放だが、イラン女性の髪の毛一本のために払う代償としては小さいもの。更迭されるのは怖くない。簡単に国民を殺すなんて恥を知れ! イランの女性たちに幸あれ」などと書き込んだ。現在は消されているという。
この大胆な抗議にセネガル戦にも出場できないのではと予測するメディアもあったが、アズムンは後半から登場し同点ゴールを決めている。試合は1―1で引き分けた。
サッカーのライバル以上に強大な相手と戦うイラン代表。今後の動向に注目が集まっている。










