アメリカの諜報機関を統括するアメリカ国家情報長官(ディレクター・オブ・ナショナル・インテリジェンス=通称DNI)が管轄する航空部門(ナショナル・インテリジェンス・フォー・アビエーション=通称NIM―A)の公式ホームページの新しいロゴに9月26日、UFOが登場し、UFOマニアを驚かせた。

 スプーン曲げで有名なユリ・ゲラー氏やUFO研家がツイッターで拡散したが、そのロゴはすぐに公式ホームページから消えた。UFOファンの間で「あれは何だったんだ!」と話題になり、複数の欧米メディアも報じている。

 27日、ゲラー氏がツイッターで画像をアップし、「アメリカ政府はUFOの存在を徐々に明らかにする予定です。この新しいロゴを見てください。軍用機と並んで、UFOがあるんですよ。これは非常に意図的で重要なことです」とつぶやいた。

 また、UFO研究者のジェレミー・コーベル氏はこの画像をツイートし、「国家情報局航空局の新しいロゴは悪くない。ははははは。急進的。信じられない…」。ほかのUFOマニアも「UFOが米国諜報機関の新しいロゴに表示されている」と続々と驚きを表した。

 NIM―Aにアップされたロゴにはロシアの戦闘機、中国やイラン製の無人機らしきものとともに空飛ぶ円盤が表示されていたからだ。

 英デイリー・スター紙は27日、「これは空飛ぶ円盤が米国が直面している最大の空中脅威の一つであることを示唆しています」と報じた。

 しかし、同紙の取材にDNIの広報は「非公式で誤って掲載されたものです」と説明。ロゴはホームページからすぐに消去され、元のロゴに戻った。

 あるUFOマニアは「これは宇宙人が存在することを政府がちらつかせた観測気球だ」と言う。しかし、別のUFOマニアは「さすがに公的機関がUFOをロゴにするわけがない。これはクラッカー(ハッキングを悪事に利用する人)のいたずらでしょう。それにしても、諜報機関のトップであるDNIがハッキングされるというのはセキュリティー上での脅威ですよ。だから、ハッキングされたと言わず、『誤って掲載された』と濁したんでしょう」と冷静に指摘した。