女子プロレス「スターダム」のワールド王座を保持する朱里(33)が、王者の責務を果たす。
シングル最強を決めるリーグ戦「5★STAR GP」レッドスターズ公式戦(23日、後楽園ホール)で中野たむと対戦。7月24日のワールド王座戦で激闘を繰り広げた2人はこの日も激しい攻防を展開し、最後は朱里が胴締めスリーパーからのグラウンド式腕絡みで捕獲。試合時間が残り7秒となった14分53秒、レフェリーストップにより薄氷の勝利を挙げた。
これで勝ち点を14とし、中野、AZM、舞華に並ぶ首位タイに浮上。ただし、朱里は世羅りさとの最終公式戦(10月1日、調布)を残すのみだが、中野と舞華が2試合を残しており、首の皮一枚つながっている状況だ。
「はじめに4敗したことが痛いけど、赤いベルトのチャンピオンだからこそ、きついリーグ戦だった」と振り返った朱里は、特に前半戦で白星を献上した林下詩美、舞華とはこのままでは終われないと訴えた。
「2人にはがっちりと(3カウントを)取られているので。5★STARを制覇して、逆指名で赤いベルトのタイトルマッチをしたい。自分が王者であることを分からせたい」と早くもリベンジの炎を燃やしている。
リーグ戦後には新日本プロレスとの合同興行(11月20日、東京・有明アリーナ)も控える。「スターダムの王者として初めて見る人にも魅力を伝えたい」と意欲を見せる朱里はトム・ローラーと組み、ザック・セイバーJr.、ジュリア組と対戦する。特に同じく関節技を得意とするザックとの初遭遇を心待ちにしており「ぜひ、レフェリーにバレないように関節技の手ほどきをお願いしたい」と熱望した。
赤の王者として堂々と合同興行のリングに立つためにも「可能性があるなら、私は絶対にあきらめない」ときっぱり。奇跡の大逆転で史上初の2連覇を果たす。












