女子プロレス「スターダム」のシングルリーグ戦「5★STAR GP」レッドスターズ公式戦(23日、後楽園ホール)で、中野たむは因縁のワールド王者・朱里に黒星を喫した。
大会前の時点で同ブロックは中野、AZM、舞華が勝ち点14で首位に並ぶ混戦模様。4連勝中と波に乗る中野は、7月24日名古屋大会のワールド王座戦で敗れた朱里へのリベンジがかかる一戦となった。
対する王者の朱里は6勝4敗で勝ち点12。ここで黒星となると決勝進出への道は途絶えるため、絶対に負けられない状態だ。
緊張感が張り詰める中、ハイキックが相打ちとなり、その後も一歩も譲らない攻防を展開。中野が場外の朱里へプランチャを放ちペースをつかんだかに見えたが、その後は王者の張り手、頭突きの反撃を食らい、加えて右腕に集中攻撃を浴びピンチに陥った。
それでも試合時間が残り3分を切り得意のバイオレット・スクリュー・ドライバー(変型ファルコンアロー)をお見舞い。だが3カウントを奪えず、直後に王者の胴締めスリーパー、グラウンド式腕絡みで捕獲され、14分53秒、残り時間7秒のところでレフェリーが試合を止めた。
試合後は朱里から「赤いベルトのタイトルマッチ以来、私の心の片隅にお前がずっといるんだよ。お前の情念すげえな」とたたえられた。続けて「お前はこんなもんじゃねえだろ! 次、試合するの楽しみにしてるよ」と呼びかけられると、悔しそうな表情を浮かべた中野はセコンドの白川未奈に背負われてリングを後にした。
これで朱里も勝ち点14に。この日はAZMもコグマに敗れ、舞華は公式戦がなかったため、中野、AZM、舞華、朱里の4人が首位に並んだ。
中野の残る公式戦は林下詩美(24日、高田馬場)、SAKI(10月1日、調布)の2試合。負けられない戦いが続く。












